タロットカードで占ってもらったり、占いの動画を見たりしたことがある人は、自分でもやってみたいと思ったことがありませんか。難しいのでは?と敬遠しないで、まずはカードを手に取ってみることが第一歩です。自分でカードを読み解けるようになると、だれよりもいいアドバイザーになってくれますよ
タロットカードとは
15世紀のイタリアで形となったカードゲームの一種です。年を経るごとに世界に広まり、いつしか占いのツールとして定番になりました。
偶然にでたカードの展開を読み解くと、なぜか自分の境遇に当てはまっていたり、未来への行動の後押しをしたり、そう感じるのは不思議ですよね
タロットカードの結果が絶対ではないですが、自分の行動や考えを見直すきっかけにはなるのではないでしょうか
タロットカードの種類
有名なのはライダー(ウエイト)版タロットです。最初に手に取るのにおすすめです。解説書がカードについているものもありますが、ネットや本でもこのタロットの読み解きについて解説しているものが多いからです。
本屋とかネットでも多くのカードが売られています。美しいものが多いので、そちらが欲しくなると思いますが、まずは基本から始めることをお勧めします
【PR】
Gammi タロットカード 占い ウェイト版 78枚 ライダータロット 【正規品】スタンダード 日本語解説書60ページ タロットポーチ付き
マルセイユ版タロット、トートタロット、オラクルカード、ルノルマンカードなど占いにはいろいろなカードの種類がありますが、タロットの歴史を少し本などで理解してから使うとよいのではないでしょうか
占う前の準備~カードを開封するまえに
カードを購入したら、すぐ開いて中を見るのではなく、その前に、カードを神聖なものとして取り扱うように準備しましょう
テーブルを綺麗にしましょう。クロスを敷いてもよいです
手を綺麗にして、場を整えます。場の浄化には音叉、クリスタルチューナー、ホワイトセージの煙など使う方が多いです 【PR】
カードを箱からだして一枚一枚、絵を見ていく。ホワイトセージをいぶした煙をカードにくぐらせて、浄化しても良いです。
このカードには何が書かれているか見ながら、自分のカードになってくれるための挨拶のような気持ちで見ていく。
そのため、タロットカードは自分用のものであり、他人と共有はしないのです。
解説書や本などに意味は書かれていますが、すぐには覚えることは難しいので、日々カードと触れ合うことが大切です。気長に積み重ねるように、タロットと向き合うと、いいリーディングができるようになります
リーディングの練習
カードをシャッフルする
まず、質問を決めたら、カードを手に持って、指の背でカードをコンコンと叩きます。これはノック浄化と言って、新しい質問をしますよという合図です。前の占いの念を浄化するのです
つぎに両手でカードを混ぜ合わせます。すべてのカードに手が当たるようにします
何について占うのか念じながら、左回り、次に右回りとしっかり混ぜたら、カードをまとめます。
カードをトランプのように切ります。自分がここで良いと思ったところで一つにまとめます
カードを三つの山に分けて、好きな順番で重ね合わせます
毎日一枚引きをする
カードのシャッフルが終わったら、次にカードを引いて意味をリーディングします
カードを何枚も展開して読むことができるようになるために、最初の一歩として、毎日一枚引いてその日の質問に対するリーディングをしましょう
例えば質問を『今日の仕事運は?』として、戦車のカードが出た場合、まずはカードの絵から何を感じるか見てください。「まっすぐ進んでくる」とか「強そう」とか思うかもしれません。意味を調べると「前進」「勝利」など目につきます。『今日は強気の態度でどんどん仕事をしても、うまくいくのかな』など読み取れます
カードが逆の位置に出た場合も、読み方はいろいろありますが、正の位置に何かが原因でなっていない状態です。戦車のカードが逆の位置ででたならば、強気が裏目にでるとか、邪魔が入って仕事が進まないなど考えられます
カードの意味をすぐに確認する前に、自分はどう受け取ったかをまず確認していくと意味も探しやすくなりますよ
このように毎日カードを読んでいると、だんだん本に書いてある意味だけではなく、色や数字、絵に描いてあるシンボルまで意味があるのに気づいてくると思います。それも調べていくとより深いリーディングができます
一枚引きに慣れてきたら、二枚引き
二枚カードを引いてリーディングする場合、一枚目が原因で二枚目を結果として読みます。例えば『苦手な人がいる食事会に参加しなくてはならないがどうなるか』と質問した場合、1枚目がペンタクルのページの逆(正の位置の意味:仕事などの良い知らせ、逆位置の意味:良くない知らせ)、2枚目がワンドの3(正の位置の意味:目標ができる)がでたとしましょう
現状 行っても無駄な時間を使うだけでいいことは無いと思っている
未来 今後のためになる話を聞いて、新たな目標が見えてきた
つまり行ってみたら有意義な食事会になると読むことができます
3枚引き 過去、現在、未来と時系列でタロットを読む
三枚引きをするときは、1枚目は過去、2枚目は現在、3枚目は未来と時系列にリーディングができます。
例えばあるイベントの責任者に選ばれたのだが、うまくできるかどうかを聞いたとします
一枚目はラバーズの逆(正の位置の意味:調和、逆位置の意味:不調和)、二枚目はペンタクルのナイト(正の位置の意味:堅実)、三枚目はカップのペイジの逆(正の位置の意味:勤勉な若者、逆位置の意味:優柔不断)がでたとします
あまり気が進まない役目を引き受けたが(過去)、責任者として着実に進めた(現在)。結果、詰めが甘く反省も多い結果となるだろう(未来)。このように読むことができます。なので、相談する人をみつけて間違いの無いようにしようと気をつけることができます
だんだん複数のカードのリーディングができるようになってきたら、いろいろなスプレッド(展開法)を試してみましょう。ケルト十字やヘキサグラム、ホースシュースプレッドなど質問にあったスプレッドが選べるように試していきましょう
タロットこぼればなし
カードが逆位置ばかり出る
私は若いとき、カードの意味もあまり覚えずにケルト十字で自分の悩みをタロットで占っていたことがありました。悩みの解決法を知りたいがために、素直な気持ちでカードが読めなくて何度も同じような質問で占ってしまったことがありました
こういうときは、カードが逆さに出やすかったり、読みにくい展開になったりすることが多かったです。つまり質問したことは、最初のカード結果に出ているはずなので、何度も占いをしないことです。占いは現実に行動したことをそっと見守るお守りのような感じで使うといいのではないかと思います
タロット占いってカードの意味を読むだけではないと思ったこと
所属している会で、役員を決めるとき、皆なりたがらないことが多いので、結局あみだくじで決めると聞いていました。その時中々時間が取りづらい時だったので、できれば当たらないといいなと思いながら、タロットで役員決めについて占ってみました
現状、近未来、アドバイス、結果の4枚引きで占いました
ワンドのキング、ワンドの7、ワンドの5、ワンドのページとワンドばかりでたのです。意味を取る前にこのワンドを上からみると、あみだくじに見えたのです。ちょっと驚きましたが、何番目の棒が役員にならないかを勝手に推測しました。キングが会長になると踏んで、端っこはとらないようにしたのです。偶然なのかもしれませんが、お蔭様で大役にならなかったのです

「まとめ」タロットは自分の悩みを解決に使うとおもしろい
まずはライダーズ版のタロットを買って練習しよう
タロットの取り扱い方 浄化をして、丁寧に取り扱う
リーディングの仕方 一枚引きから練習していこう
一つの悩みを何度も占わない
カードの意味をとるだけではない
自分らしいタロットとのおつきあいをしていこう
あなたのタロットカードが良きアドバイザーになると、悩みを解消していきますよ